
A Little Bit Concert vol.1(2009年開催)
地区内からのお客様に加え、普段、幸ヶ谷集会所をご利用の地区外からのお客様にも多数ご来場いただきました。冒頭から「赤とんぼ」などの懐かしい楽曲の披露もあり、会場の雰囲気は和やかなものになり、小さなコンサートならではの、演奏者とご来場のみなさんとのコミュニケーションも豊かに、あっという間に90分が過ぎていきました。
途中、会場のみなさんからのご質問に応える形で、大竹さんがハーモニカという楽器について、わかりやすく解説してくださり、さらに、この楽器の魅力を知ることもできました。そして、なによりも、アンコール曲「オーバー・ザ・レインボー」の演奏での締めくくりまで、まさにハーモニカ1本で90分間の熱演。大竹さんにも心より感謝しております。
会場 幸ヶ谷集会所
ご出演 大竹 英 二 HARMONICA PLAYER
1989年 独学でハーモニカを始めその後渡米。NYでジャズ・ブルースの影響を受け本場ミュージシャンとセッションを重ねる。帰国後、さらに続木力氏に師事。/1999年 第19回F.I.H.JAPANハーモニカコンテスト(日本)優秀賞受賞。/2000年 第3回アジア国際ハーモニカコンテスト(韓国)優勝。/2001年 国際ハーモニカコンテスト(ドイツ)Blues.Rock.Folk.Countory部門優勝 日本人としては史上2人目のハーモニカ世界チャンピオンとなる。第23回全日本ハーモニカ連盟より「日本ハーモニカ賞"奨励賞"」受賞。/2002年 ファーストアルバム『飛行船 ~Flying Ship~』をリリース。/2006年 渋谷駅南口「アーチビジョン」のエンディングテーマを手がける。/2008年 コンピレーションアルバム「GHIBLI the Best」発売。
A Little Bit Concert Vol.2(2010年開催)
2010年2月12日(金曜日)。午後6時から「第2回 A Little Bit Consert」を開催させていただきました。2009年12月、第1回のコンサートにご出演いただいたハーモニカ奏者・大竹英二さんを中心としたハーモニカ、ギター、アルパによるトリオの演奏でした。当日はとても寒い日でしたが、地区内だけでなく、横浜市南区、横須賀市などからも、お客様をお迎えすることができました。わざわざお運びいただいたお客様には心より御礼申し上げます。
会場 myxビル レストラン・クリックス
● 丸山史朗(ギター)
1990年 FLYING KIDSのギタリストとしてデビュー。現在、リーダーバンド「マルサンズ」を中心に活動中。また、サポートとして我那覇美奈、平井堅、LAVA、渡辺マント、SWING-Oなど様々なアーティストのレコーディングやライブサポート、楽曲提供と活躍中。高橋直純のライブではベースにて参加。
2008年、エレクトリックヴァイオリンの武藤祐生さん、ギターの高田正則さんと「高武丸」として活動開始。
● 藤枝貴子(アルパ)
小さい頃から音楽を学び、音楽専門学校の学生時よりアルパを始める。1999年、第2回全日本アルパコンクールにて第3位受賞。2000年より、アルパ習得のため2度にわたりパラグアイへ留学。現在はアルパ奏者として日本各地で活躍。二胡やフルートから、ピアノや民族楽器との演奏など、多方面にて演奏活動を行っている。


A Little Bit Concert vol.3(2011年開催)
今回のゲストは山田岳さんでした。
昨年末に行なわれ第9回現代音楽演奏コンクール(朝日新聞社主催)において、ギタリストとして初の優勝を果たされた方ですが、今回は、親しみやすいギターならでは楽曲を中心に、哀愁のある、でもやさいしい、素敵な音楽を聴かせていただきました。
この「A Little Bit Consert」シリーズは、演奏力のある奏者の方の演奏を、少人数で楽しむことを、一番の醍醐味として企画されたものですが、今回はまさに「少人数」ということが大きな魅力になっていたコンサートだったと思います。山田さんも横浜での演奏会は初めてだったそうですが、演奏しながら温かい気持ちになれたと喜んでくださっていました(すでにご来場のお客様と山田さんのツイッターを通じての交流も始まっているようです)。
会場 幸ヶ谷集会所
山田 岳(ギター)
これまでにギターを長野文憲、徳武正和、佐藤紀雄、E.カソリ、D.ゲーリッツの各氏に、古楽演奏解釈をM.ロナルディに師事。エリザベト音楽大学およびドイツ国立ベルリン音楽大学卒業、音楽家ディプロムを取得。2006年に渡独。特に現代音楽をその活動の中心としており、在独中はベルリンを中心とした多くの現代音楽シリーズに出演。とりわけ久保摩耶子作曲「イザナミの涙」「イザナギの叫び」の初演・録音は好評を博し、ベルリン文化放送などのメディアにも取り上げられた。第41回日本クラシカルギターコンクール優勝、イタリア・ガルニャーノ国際ギターコンクール最高位、ドイツ・ベルリン国際ギターコンクール第3位入賞。2010年第9回現代音楽演奏コンクール「競楽IX」において、ギタリストとして初の優勝を果たし、第20回朝日現代音楽賞を受賞。
アウラ音楽院、アイゼナハ音楽院、村治昇ギター早期才能教育教室、千葉大学ギタークラブ、福山平成大学などで後進の指導に当たっている。日本ジュニアギター教育協会常任理事。
A Little Bit Concert vol.4(2011年開催)
今回のゲストは、
尺八の安島瑶山さんとチェロの児玉千佳さんの珍しいデュエットでした。
安島さんは、東京藝術大学邦楽科に在学中、すでに人間国宝・山本邦山氏のCDに参加するなど頭角を現し、都山流尺八楽会師範検定試験に、首席で登第。その後東京藝術大学修士課程を修了、マルセイユ日本総領事館や赤坂迎賓館にて、国賓のために演奏されるなど、国際的な評価も高い若手演奏家です。
一方、児玉千佳さんも東京藝術大学音楽学部卒業。大学在学中に、ザルツブルグ、モーツァルティウムサマーセミナーにて、ネル・ソヴァ女史に師事されています。その後、東京藝術大学大学院修士課程修了。
1991年には札幌ジュニアチェロコンクール入賞。1996年には東京室内楽コンクールで第3位となっています。現在はアンサンブル・ディヴェルターズ、ピアノトリオ・アイリスのメンバーでもあり、オーケストラ、室内楽、ソロ奏者として多方面に活躍中です。
当日は、少人数でのコンサートという利点を活かし、尺八やチェロという楽器の説明などもいただくなどトークを交えたなごやかなコンサートになりました。
会場 幸ヶ谷集会所


A Little Bit Concert vol.5(2012年開催)
3月3日 ひな祭りの日。今回は現役のオペラ歌手=畠山茂さんをお迎えしての「唄を聴く」会。「赤い靴」「荒城の月」「朧月夜」など、おなじみの唄を 聴かせていただたり、歌劇の定番 「ドン・ジョバンニ」の一節をご披露いただいたり、まさにバス・バリトンを堪能する1時間になりました。
ご自身も声楽家である濱田真美さんの伴奏もすばらしく、少人数のコンサートならではの距離感で、観客のみなさんと演者が一体になり、みなさんで「合唱」という場面もありました。
あたたかいひと時をみんなで重ねていく…ヨコハマポートサイド地区ならではの「定番」として、これからも継続していきたいと考えています。
いつも会場を提供くださっている幸ヶ谷集会所のみなさんにも
心より御礼申し上げます。
会場 幸ヶ谷集会所
ご出演 畠山 茂さん バス・バリトン
香川県高松市出身。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。同大学大学院音楽研究科(オペラ科)修士課程修了。二期会オペラスタジオ第38期マスタークラス修了、修了時に優秀賞受賞。'91ハンス・ホッター氏のドイツリートマスタークラス(於ミュンヘン)受講。'05年度文化庁新進芸術家海外留学制度によりミラノで研修。竹内肇,中村義春,原田茂生,多田羅迪夫,Giorgio Lormi の各氏に師事。2011年10月、韓国・大邱広域市で開催された大邱国際オペラフェスティバル公演『ドン・パスクァーレ』に題名役で出演。
そのほか、ヘンデル「メサイア」,モーツァルト「レクイエム」,ベートーベン「第九」「合唱幻想曲」「荘厳ミサ」,ドヴォルザーク「スタバト・マーテル」,間宮芳生「合唱のためのコンポジション第5番『鳥獣戯画』」など、コンサートソリストとしての活動もしている。二期会会員。日本声楽アカデミー会員。
伴奏 濱田真美さん
山梨県出身。3歳よりピアノを始める。洗足学園大学音楽学部(音楽教育専攻)を卒業と同時に、東京藝術大学音楽学部声楽科に進学、同学卒業。洗足学園在学中より、器楽・声楽などの伴奏を数多く手がける。2005年ロータリー財団奨学金を受けてイタリア・ミラノに留学。声楽家・伴奏者として日本国内のみではではなく、イタリア、オーストリア、イギリスのコンサート、オペラに数多く出演する。イタリアロンバルディア州の図書館を利用したオペラティックコンサートでは企画・音楽監督も務めた。
2010年9月には、中国ハルビンでのNicoletta Zanini(ソプラノ)のマスタークラスにて公式伴奏者として参加。ミラノ音楽院Arte Scenicaコースの助手として伴奏を担当、後進の指導にもあたる。
A Little Bit Concert vol.6(2012年開催)
神奈川フィルハーモニー管弦楽団のみなさんとの初めてのコラボレーション企画でした。
ご承知のように、神奈川フィルハーモニー管弦楽団は、神奈川県内で唯一のプロフェッショナル・オーケストラ。定期演奏会を開催され、県内主要ホールでの特別演奏会や、オペラから映画音楽などの演奏をするポップス・オーケストラまで、幅広い活動をされ、また学校などでの音楽鑑賞会を実施されるなど、地域に密着して音楽文化を創造していこうと活発に活動されています。
今年度から、ヨコハマポートサイド地区において、さらに「地域密着型の活動を」ということから、市民のみなさんや地企業のみなさんとの新しいコラボレーションのスタイルや事業をつくり出していけくための実験的な事業を企画・挙行されていく予定でいらっしゃいます。
まずは、弦楽四重奏団を特別編成して「A Little Bit Concert」で演奏を聴かせていただきました。エルガー「愛のあいさつ」やドボルザークの「ユーモレスク」など親しみやすい名曲の演奏と楽器紹介や質問コーナー。演奏者のみなさんが、それぞれの演奏楽器についての思い入れを語られるなど「A Little Bit Concert」ならではのアット・ホームな時間を過ごすことができました。
会場 幸ヶ谷集会所
ご出演 神奈川フィルハーモニー管弦楽団
ヴァイオリン 平井茉莉さん 山下佳子さん
ヴィオラ 高木泰子さん
チェロ 只野晋作さん


A Little Bit Concert vol.7(2012年開催)
今回の曲目は、モーツァルトのディヴェルティメントK.136より第3楽章、パッヘルベルのカノン、「マイ・フェア・レディ」より『踊り明かそう』、アメイジング・グレース。そして、四季の詩(うた)~季節の唱歌メドレー~春がきた、春の小川、花、七夕、夏の思い出、小さい秋、赤とんぼ、たき火、雪、お正月~と、華やかさと親しみやすさが交差するとても贅沢なパフォーマンスになりました。
この日は、それぞれの演奏者の方から1問ずつクイズが出され、正解者の方には、神奈川フィルハーモニー管弦楽団応援基金「ブルーダル基金」のステッカーが演奏者のみなさんのサイン入りでプレゼントされ、小さな会場ならではのあたたかい盛り上がりに向寒を忘れるひとときになりました。
コンサート終了後には、演奏者のみなさんにも、お客様をお送りいただき、ブルーダル基金への募金活動や関連のキャラクターグッズの販売。そして、来る1月8日(2013年1月8日)に、パシフィコ横浜 国立大ホールで行われる「神奈川フィルブルーダル基金コンサート〜響け、オーケストラ未来への旅立ち〜」のチケット販売なども行われました。
ご出演 神奈川フィルハーモニー管弦楽団
ヴァイオリン 平井茉莉さん 船山嘉浩さん
ヴィオラ 高木泰子さん
チェロ 只野晋作さん
A Little Bit Concert vol.8(2013年開催)
神奈川フィルハーモニー管弦楽団 メンバーによる木管五重奏
フルート 大見幸司さん
オーボエ 鈴木純子さん
クラリネット 中里真也さん
ファゴット 磯崎早苗さん
ホルン 豊田実加さん
演奏曲目
クリスマスソング・メドレー、ディズニー・ミュージック・セレクション
シューベルトのアベマリア、舞踏会の美女(アンダーソン作曲) 他


A Little Bit Concert vol.9(2014年開催)
弦楽四重奏
ご出演 神奈川フィルハーモニー管弦楽団
ヴァイオリン 平井茉莉さん、大町 滋さん
ヴィオラ 高野香子さん
チェロ 迫本章子さん
演奏曲目 モーツァルト「アイネ・クライネ・ナハトムジークより」
ヨハン・シュトラウスⅡ「皇帝円舞曲」、中山晋平童謡メドレー 他